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愛知県小牧市中央5丁目366番地

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BLOGブログ

開院半年を迎えて

昨年10月7日に開院し早いもので半年が経過します。
新年度になり例年であれば花見や歓迎会など楽しい催しが行われる季節なのですが、今年は様相が一変してしまいました。現在、世界中で新型コロナウイルス感染が蔓延しておりいつ収束するのかも予想できない状態が続いています。志村けんさん死去のニュースはショックでした。子供の頃、毎週父と「8時だよ、全員集合」を観ていたのを思い出しました。一日も早く、人類がこの感染症を克服するのを願うばかりです。

当院では、患者さんのお話にしっかり耳を傾け、丁寧に説明をすること理念の柱として診療を行ってまいりました。院長の私から見ても、当院の受付スタッフや看護師はみな患者さんに寄り添った行動ができていると感じております。院長である自分自身ももう一度理念を心に刻んで丁寧な診療を心がけていきたいと思います。

半年を振り返ると、当院には内科、外科、消化器内科、小児科、肛門外科、皮膚科、整形外科など様々な症状の患者さんが来院されました。受診される患者さんの傾向からこれまで行ってきた治療やこれからさらに力を入れていこうと思う治療についてお話します。
【内科】
高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の方には、動脈硬化の検査として頸動脈エコーを積極的に行っています。また、鉄不足による症状で来院される方も多く、鉄の補充によって長年頭痛に悩んでいた方が鎮痛剤が不要になったという嬉しい声も届いています。
特に高齢の方には少しでも内服を減らせないかと考えて診療しています。
 【外科】
痔、肛門周囲膿瘍、巻き爪・陥入爪といったおしりと爪の相談が多いです。
内痔核に対する注射療法や巻き爪・陥入爪に対する手術(フェノール法)やワイヤー治療が増えています。キズとヤケドに対しては湿潤療法をさらに広めていきたいです。
【消化器内科】
当院では鼻からの胃内視鏡検査を行っています。逆流性食道炎やヘリコバクターピロリ菌感染の診断を積極的に行っています。健診で肝機能異常を指摘される方も多く受診されます。単純性脂肪肝のことがほとんどですが、中には自己免疫性肝疾患やウイルス性肝炎の場合もあり注意が必要です。
【整形外科】
肩関節周囲炎、石灰沈着性腱板炎など肩の痛みで受診される方が予想以上に多いです。
痛みが強い場合や肩の挙上が困難な場合には、超音波で確認しながら適切な場所に注射することで痛みが軽減が期待できます。また、骨密度検査も可能ですので骨粗鬆症治療も積極的に行っていますし、更年期障害による関節痛(へバーデン結節)には大塚製薬の「エクエル」をお勧めしています。
さらに、皆さんの要望にお応えしてリハビリ機器の導入を進めています。
【皮膚科】
乾燥肌、アトピー性皮膚炎、帯状疱疹、イボ、粉瘤などの患者さんが受診されます。
粉瘤などの皮下腫瘍に対しては日帰り手術を行っています。
【栄養療法・サプリメント外来】
食事や栄養に関心の高い方が多いのを感じます。これまで、20人ほどの方が詳細な採血による栄養解析を受けられ、医療機関専用サプリメントを利用される方も増えています。
新宿溝口クリニックの溝口徹先生や点滴療法研究会会長の柳澤厚生先生も言われているように、感染症予防にはビタミンDがとても重要です。
【点滴療法】
当院は点滴療法研究会に所属しており、自費による注射・点滴療法を行っています。
当院での人気のメニューは①プラセンタ注射 ②美白点滴(グルタチオン+ビタミンC)③ スーパーにんにく注射(アリナミンF+グルタチオン+αリポ酸)です。
アンチエイジング+感染症予防で高濃度ビタミンC点滴をされる方や、パーキンソン病に対するグルタチオン点滴をされる方もおられ、効果を実感されていらっしゃいます。

これからも、皆さんの健康と美に貢献できるようスタッフ一同頑張りますので、引き続きのむら内科外科ファミリークリニックをよろしくお願いします。