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愛知県小牧市中央5丁目366番地

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血圧脈波検査(ABI検査・PWV検査)を導入しました。


当院では、動脈硬化の程度を測定し「血管年齢」を推定する「血圧脈波検査(ABI検査・PWV検査)」が可能です。

★ABI検査(Ankle-Brachial Index)
ABIとは足首と上腕の血圧の比のことで、動脈の狭窄や閉塞を評価する指標です。
健康な方では足首の血圧が上腕の血圧よりやや高いのですが、下肢の血管に狭窄や閉塞があると血流が悪くなるため足首の血圧が低くなります。足首と上腕の血圧を同時に測定することで動脈の狭窄の程度が分かります。

★PWV検査(PulseWave Velocity)
PWVとは心臓から押し出された血液の拍動が血管を通じて手や足に伝わる速度のことです。
健康な軟らかい血管では脈がゆっくり伝わり、動脈硬化の進んだ硬い血管では脈が速く伝わります。
脈の伝わる速度を計測することで、動脈硬化の進展程度を予測できます。

動脈硬化の危険因子には高血圧・糖尿病・脂質異常症・肥満・喫煙などがあり、動脈硬化が進行すると狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・脳出血・閉塞性動脈硬化症などを発症する原因となります。

上記の危険因子のある方は、ABI/PWV検査を受けられることをお勧めします。
検査時間は5分程度で、当日結果をプリントアウトしてお渡しします。

院長 野村尚弘