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愛知県小牧市中央5丁目366番地

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当院のピロリ菌検査・除菌について

ピロリ菌感染症
認定医による診療

日本ヘリコバクター学会、ピロリ菌感染症認定医の院長が診療を行います。
ピロリ菌は正式にはヘリコバクター・ピロリ菌という細菌で胃の粘膜内で生息します。免疫機能が十分でない4歳以下の乳幼児期に感染した場合、胃の中にすみ続け、慢性的に炎症が続き、慢性胃炎や萎縮性胃炎、胃十二指腸潰瘍、胃がんの原因となります。胃がんの原因のほとんどはピロリ菌だということがわかっており、逆にピロリ菌感染がなければ胃がんになる可能性は非常に少ないのです。

ピロリ菌検査

まずは胃内視鏡検査を受けていただきます。
ピロリ菌感染が疑われる患者さんには、内視鏡による迅速ウレアーゼ検査や血液検査など患者さんに合わせたピロリ菌検査を行います。
ピロリ菌の検査や除菌治療は、胃内視鏡検査において胃潰瘍、十二指腸潰瘍や慢性胃炎を認めた場合に保険診療が適応となります。そのため、胃内視鏡検査なしでは保険診療でのピロリ菌検査及び治療はできません。
☆内視鏡検査を受けずにピロリ菌検査を希望される方は自費診療によるピロリ菌検査を行っております。

ピロリ菌除菌について

一次除菌治療(保険適応)

2種類の抗生物質と胃酸を抑える薬の3種類を1日2回1週間内服します。除菌が成功したかどうかは、除菌治療終了後4週間以上経過してから検査して調べます。
当院では、尿素呼気試験(呼気を採取して調べる検査)にて除菌判定を行います。

二次除菌治療(保険適応)

一次除菌で除菌が出来なかった場合は、抗生物質の種類を変更して再度除菌治療を行います。
除菌が成功したかどうかは、除菌治療終了後4週間以上経過してから検査(尿素呼気試験)して調べます。

三次除菌治療(保険適応外)

2回の除菌治療でも除菌が出来なかった場合は、さらに薬を変更して再度除菌治療を行うことが可能です。しかし、3回目の除菌治療は保険適応外となります。