先月の障がい者アート展『こまきアールブリュット展』に作品を出展したKAYOさんが今年の干支の丑を描いてくれました。明るい色彩で、見ているだけで笑顔になれます。
愛知県にも2度目の緊急事態宣言が発動され、まだまだコロナとの戦いが続きます。
ウイルスは鼻腔や口腔などの粘膜から侵入して感染を起こすので、粘膜を強化することが感染対策になります。
粘膜を強くして免疫力をUPするのに必要な栄養素には、タンパク質、ビタミンA、グルタミン、亜鉛、ビタミンD、ビタミンCなどがあります。
特に最近注目されているのはビタミンDです。アイルランドからの報告では重症化した新型コロナウイルス感染者は血中のビタミンD濃度が明らかに低かったとのことです。
当院でも多くの方がビタミンDのサプリメントを摂取されていますが、風邪をひきにくくなったとの声が聞かれます。少しでもビタミンD濃度を高くするためには、冬の時期でも15分ほど日光に当たることも大切ですね。
実は、栄養以外に免疫力を強化する簡単な方法があります。それは「笑うこと」です。
免疫細胞のひとつであるナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性は、ストレスを受けると低下し笑うと上昇するのです。ある実験では、大阪の「グランド花月」で吉本新喜劇などを見たあとにNK細胞の活性が上昇したそうです。
こんな時こそ笑顔で免疫力をアップさせていきたいものです。