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愛知県小牧市中央5丁目366番地

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動脈硬化の検査:血管年齢検査(PWV/ABI検査)と頸動脈エコー検査をお勧めします。

今回は、血管年齢検査(PWV/ABI検査)と頸動脈エコー検査についてお話ししたいと思います。
高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病をもっておられる方は、動脈硬化のリスクがあるため適切な検査や治療によって心筋梗塞や脳梗塞を予防することがとても大切です。
動脈硬化のリスクを測定する検査で、ぜひお勧めする検査が血管年齢検査(PWV/ABI検査)と頸動脈エコー検査です。

血管年齢検査(PWV/ABI検査)は心臓の拍動が四肢の血管を伝わるスピードを測定して、血管の固さや詰まりの程度を測る検査です。手首と足首に血圧計を巻いて5分ほど横になるだけで測定可能です。
一方、頸動脈エコー検査は超音波を使用して首の動脈(頸動脈)を直接観察します。プラークというコレステロールが酸化や炎症を起こしたものが血管の壁に詰まっていないかや血液の流れを観察することで動脈硬化の程度を判断します。
これらの検査により、動脈硬化や血管の詰まりなどの問題を早期に発見し、適切な対策を取ることができます。

なぜ血管年齢検査や頸動脈エコー検査が重要なのか?それは、血管の健康状態が心血管疾患や脳卒中などのリスクを大きく左右するからです。
若い頃から健康な生活習慣を心がけることはもちろん大切ですが、実際の血管の状態を把握し、必要に応じて治療や生活習慣改善を行うことが、より健康な未来を築くための鍵です。
生活習慣病をお持ちの方は、ぜひ血管年齢検査と頸動脈エコー検査をお勧めします。
(頸動脈エコー検査は検査担当者の出勤日のみ施行可能です。)