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愛知県小牧市中央5丁目366番地

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当院では「鎮静剤を用いた胃カメラ検査」が受けられます。

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、食道や胃、十二指腸の状態を詳しく観察するための検査です。しかし、「喉の違和感や嘔吐反射がつらい」「検査が怖い」と感じる方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのが、鎮静剤を使用した胃カメラ検査です。鎮静剤を用いた検査の手順や注意点、メリットについてご説明します。

【鎮静剤を用いた胃カメラ検査の流れ】
鎮静剤を使用する場合の胃カメラ検査の一般的な手順は以下の通りです。

①事前準備
•食事制限:検査前日の夜は消化の良い食事をとり、検査当日は絶食となります(通常、検査の6〜8時間前から飲食禁止)。
•水分補給:水やお茶は検査直前まで摂取可能ですが、カフェインやアルコールは避けましょう。

② 検査前の処置
•喉の麻酔(スプレー):内視鏡挿入時の違和感を軽減します。
•鎮静剤の投与:点滴から鎮静剤を投与します。うとうとした状態からほぼ眠った状態で検査を受けることができます。

③ 内視鏡検査
•口から内視鏡を挿入し、食道や胃、十二指腸の粘膜を観察します。
•鎮静剤を使用しているため、不快感が少なく、スムーズに検査が進みます。

④ 検査後の経過観察
•検査終了後、鎮静剤の影響が残るため、30分〜1時間ほど休憩します。
•目が覚めたら内視鏡画像をお見せしながら検査結果を説明します。
•意識がはっきりしてから帰宅となりますが、 当日の車や自転車の運転は禁止です。付き添いがあると安心です。
•検査後は1日安静にし、重要な予定(仕事・運転・集中力が必要な作業)は避けましょう。


【こんな方におすすめ!】
✔ 胃カメラに対して強い不安や恐怖がある方
✔ 嘔吐反射が強く、通常の胃カメラが苦手な方
✔ 以前の胃カメラ検査でつらい経験をした方

鎮静剤を使用した胃カメラ検査は、「苦しいから受けたくない」と思っている方にこそおすすめです。胃がんや胃炎、ピロリ菌などの早期発見には定期的な検査が重要なので、ぜひ検討してみてください。