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愛知県小牧市中央5丁目366番地

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湿潤療法について

湿潤療法の原則

すり傷、やけどに対して「消毒液を使わない」「ガーゼを使わない」「乾燥させない」「かさぶたをつくらせない」を原則として行う治療法です。

傷口は水道水で洗浄し、
消毒液は使わない。

傷口を乾燥させるガーゼは使わず、
創面を乾燥させない創傷被覆材を
使う。

かさぶたを作らない。

抗生物質は必要時に
短期間使用する。

外傷、熱傷を
きれいに治療

創が自ら治ろうとするために排出する浸出液(細胞成長因子=細胞培養液)を創傷被覆材(デュオアクティブやプラスモイストなど)で覆うことにより自然治癒力を促します。
湿潤療法では傷を乾燥させないため痛みが少なく、かさぶたを作らないのできれいに治癒します。

湿潤療法のメリット
  • 傷跡が残りにくい
  • 皮膚を再生する細胞を守るため、傷の治りが早い
  • 傷の表面を湿らせているので、痛みが出にくい(乾燥すると痛みが出やすい)
  • 密閉するため、水がかかっても問題がない
  • ガーゼのように傷にくっつくことがないため、交換時の痛みが少ない