開院以来、巻き爪や陥入爪の患者さんはほぼ毎日来院されています。
爪の巻いている程度や炎症の強さ、患者さんの治療にかけられる期間などを考慮して治療法を選択しています。
爪の横が炎症を起こしている「陥入爪」に対しては、炎症が軽度の場合には、テーピングや抗生剤治療でまずは炎症を抑える治療を開始します。しかし、炎症が強く爪の横が大きく盛り上がっていて、何ヵ月も治らない、早く治したいという場合には手術(当院では「フェノール法」を行っています)を選択することが多いです。
爪の横が巻いてくる「巻き爪」に対しては、巻き爪矯正用ワイヤーを用いて矯正する方法があります。当院でも「3TO(VHO)法」を行ってきましたが、今回もう一つの代表的な矯正ワイヤーの「マチワイヤーMD」を導入しました。3TO法ではなかなか治療が困難だったトランペットの様に丸く巻いている爪にも装着可能です。3TO法と同様に健康保険が適応されないため、自費診療(1本の指につき7000円)となります。
巻き爪や陥入爪でお困りの方は、まずはご相談ください。
「マチワイヤーMD」についてはこちらをご覧下さい ☞ http://tama-medical.com/